この記事を読むことで、こんな疑問を解決することが出来ます。
近年のキャッシュレス化に伴い、発行枚数が増加しているクレジットカード。
カードを複数枚所持するのも普通になってきており、日本人平均の所持枚数は1人2.7枚です。
そして中には、1人で100枚以上のカードを持つ方までいらっしゃいます。
ただしカードマニアの方はともかく、そんなにクレジットカードを数多く集めて何か良いことがあるのでしょうか?
この記事を読むことで、クレジットカードを複数所持することのメリットとデメリットについて理解することが出来ます。
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- 年間50万ポイント以上獲得
- ポイ活歴は10年以上
- マイナビに掲載実績あり
クレカをたくさん持つメリット
世の中には、クレジットカードを数多く所持し、カード入れがパンパンになっている方がいらっしゃいます。
この章では、何故わざわざクレジットカードを複数枚所持するのか?、メリットについて見ていきたいと思います。
良い所取りが出来る
クレジットカードの複数所持の1番大きいメリットが、所持してるカードの良い所取りが出来ることです。
クレジットカードは、『これ1枚持っていれば完璧』ということはありません。
人間が完璧な人がいないのと同じで、各クレジットカードも、良い所だけではなく必ず悪い所があります。
例をあげますと、
- 基本的な還元率は高目
- 特定店舗のポイント増量は弱い
- 旅行保険の補償は手厚い
日常生活の中で、支払いをする場面というのは色々ありますが、1枚しかカードを持っていないとどうなるでしょう?
お得になる状況は限定されてしまい、それ以外の支払い時は『お得度はイマイチ』ということになります。
【クレジットカード1枚持ちの場合】
一方、クレジットカードを複数所持している場合はどうでしょう?
それぞれの支払いの状況に応じて、適材適所でお得なカードを使える為、お得度がグンと増すことになります。
入会特典を稼げる
クレジットカードの発行というのは、実は入会特典のポイントを大きく稼ぐチャンスでもあります。
入会特典の種類は、大きく以下の2つがあります。
- カード発行会社からのポイント
- ポイントサイトを経由した場合の広告ポイント
・カード発行会社のポイント
クレジットカードの入会特典とは、新規にカードを発行した場合、入会者にポイントが付与されるポイントのことです。
入会特典はクレジットカードごとに違いますが、例をあげると以下のようになります。
特典種類 | 条件 | ポイント相場 |
発行特典 | カードを発行すれば無条件で貰える | 1,000~2,000 |
カード利用 | 数回カード払いする | 1,000~5,000 |
一定額利用 | 5~10万円カード払いする | 500~5,000 |
ポイント高還元 | ポイント上限まで3.5~30%還元 | 上限5,000~10,000 |
その他 | 携帯料金払い、抽選 | 1,000~7,000 |
各クレジットカードごと、これらの内の2種類程度貰えることが多く、相場は合計で2,000~10,000ポイント程度になっています。
なおカード発行時の入会特典といえば、CMでもお馴染みの楽天カードが有名です。
楽天カードは発行後に簡単な条件をクリアするだけで、5000ポイントもの特典を貰うことが出来ます。
また月に1回キャンペーンを実施しており、期間中に発行して条件を達成することで、7000または8000ポイント稼ぐことも可能です。
⇒ 楽天カード入会特典、7000・8000ポイントに上がるのはいつ?
・ポイントサイトのポイント
ポイントサイトとは、様々な広告が掲載された総合サイトのことです。
【ポイントのハピタスのページ】
ポイントサイトに掲載された広告を経由して、申込みや買物をすることで、ポイントサイトからポイントを貰うことが出来ます。
(新規登録・利用共に無料)
クレジットカード発行は、広告対象になっていることが多く、カード発行で数千ポイント稼ぐことが可能です。
⇒ ポイントサイトとは?、スマホで出来る副業・小遣い稼ぎの方法
先程紹介した楽天カードですが、広告ポイントが高く、良い時で11000円分ものポイントを稼ぐことが可能です。
ポイントサイトは色々ありますが、広告ポイントが高く、使い勝手の良いおすすめのポイントサイトは『ハピタス』になります。
なおハピタスに新規登録の際は、以下のバナーを経由した場合1000ポイント貰うことが可能です。
\\ハピタス//
⇒ ハピタス友達紹介キャンペーン、1000ポイント獲得の方法解説
ブランドの使い分け
クレジットカードには主に以下の4つのブランドがあります。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
ただし選べるブランドは、クレジットカード1枚につき1つです。
またカードの支払先によっては、使えるブランド・使えないブランドが存在します。
クレジットカードを複数発行する時に、違うブランドのカードにしておけば、『このお店では払えない』ということも無くなります。
海外旅行の補償が上乗せ出来る
クレジットカードを複数枚所持していて、海外旅行でトラブルが発生した場合、補償は以下のように適用されます。
【補償の1番高いカードの金額が適用】
傷害死亡と後遺障害
【所持カードの合計金額が適用】
- 傷害治療
- 疾病治療
- 賠償責任
- 救援者
- 携行品損害
クレカをたくさん持つデメリット
クレジットカードを複数枚所持することは、メリットだけではありません。
デメリットもありますので、内容について見ていきましょう。
管理が大変になる
クレジットカードの枚数が多くなり過ぎると、以下のように管理がしにくくなります。
- どのカードで何を買ったか
- どの口座から、いくら引落とされるか
- 引落しは総額でいくらか
- 暗証番号
なお近年、クレジットカードの不正引落としが年々増加しています。
セキュリティ性を高めるには、各カードごとに以下の対処をするのが有効です。
- 違うパスワードを設定する
- パスワードを定期的に更新する
しかしカードの枚数が多過ぎると、これらの設定操作が非常に億劫になってしまいます。
ポイントがバラける
もし所持しているクレジットカードが1枚であれば、獲得ポイントは全て同じカードに集約されます。
しかしクレジットカードを複数所持して、都度使い分けていると、獲得ポイントが各カードにバラけてしまいます。
カードの枚数が少ない内は何とか管理が出来るかもしれません。
しかし枚数が多くなると、『どのカードに何ポイント貯まっているか』把握出来なくなく成りがちです。
ポイントが把握出来ないまま、ずっと放置していると、せっかく貯めたポイントを有効期限切れで失効させる恐れがあります。
その為カードの枚数が多い時は、時々ポイントの確認をするようにしましょう。
年会費がかさむ
クレジットカードには、年会費が掛かるカードと掛からないカードがあります。
一般的には年会費が掛かる方が、ポイント還元率や優待が高く設定されていてお得です。
しかしお得だからといって、闇雲にカードを発行していると、年会費の請求額が高額になる恐れがあります。
年会費が高額になり過ぎて、獲得するポイントを超えてしまえば、逆に損することになりますので注意しましょう。
また年会費については、1年間で1回でも利用すれば無料という条件の場合があります。
クレジットカードを発行し過ぎて、上記の条件のカードを1年使わなかったら、年会費が発生してしまいます。
このような失敗をしないよう、時々所持してるカードの利用履歴を確認するようにしましょう。
ランクアップしにくくなる
クレジットカードによっては、ランク制度を設けている場合があります。
支払い額に応じてランクが格付けされ、ランクが上がる程お得度がアップする制度のことです。
しかしカードを状況によって使い分けていると、支払い額も分散される為、ランクアップの恩恵が受けにくくなります。
またカードによっては、ボーナスポイント制度を取入れている場合があります。
ボーナスポイント制度とは、支払い金額が一定水準を越えると、ポイントが貰える制度のことです。
通常還元されるポイントとは別にポイントが貰える為、非常にお得な制度になります。
【例:セブンカード・プラス】
ただし当然ながら、カードを状況に応じて使い分けていると、ボーナスポイントが獲得しにくくなってしまいます。
申込みブラックになりやすい
申込みブラック(多重申込み)とは、短期間にクレジットカードを発行し過ぎて、ブラックリスト入りしてしまうことです。
クレジットカードを利用することは、一時的にカード会社から、お金を借りているのと同じ状態になります。
その為カードを発行し過ぎると、カード会社から『借りるだけ借りて踏み倒すつもりでは?』と受取られてしまう訳です。
そうなると、踏み倒すつもりは無いのに、意図せずにブラックリスト入りしてしまう可能性があります。
申込みブラックになる明確な基準はありませんが、以下のペース以上の発行だと言われています。
- 1ヶ月で2枚を越える
- 6ヶ月で3枚を越える
⇒ クレジットカード短期間の多重申込み注意、申込みブラックによる審査落ち対策
カード入れがパンパン
しょうもない事と思うかもしれませんが、カードを使う人にとっては切実な問題です。
当然ですが、クレジットカードを持ち過ぎると、カード入れがパンパンに厚くなります。
こうなると、次のようなデメリットが発生してしまいます。
- バッグ内のスペースを取る
- 支払時に中々カードが出てこない
複数枚のお得な発行方法
クレジットカードは何も考えずに発行すると、せっかくの入会特典ポイントを取りこぼす恐れがあります。
カード発行時に貰える特典としては、以下のようなポイントがあります。
- ポイントサイトの広告ポイント
- カード会社からの入会ポイント
ではこれら2つの内容について、お得な発行方法のコツを見ていきましょう。
ポイントサイトを経由する
先述しましたが、クレジットカードの発行は、ポイントサイトの広告に多数掲載されています。
ポイントサイトの広告をクリックしてから、カード会社のWEB申込みをするだけで、数千円獲得することが可能です。
ポイントサイトは色々ありますが、クレジットカード発行の広告ポイントが高いのは『ハピタス』になります。
なお以下のバナーをクリックしてからハピタスに登録すると、1000ポイント貰えます。
\\ハピタス//
⇒ ハピタス友達紹介キャンペーン、1000ポイント獲得の方法解説
発行時期をコントロールする
クレジットカードを新規に発行すると、カード会社から入会特典が貰える場合があります。
入会特典の種類としては、主に以下の2つがあります。
- 入会するだけで貰えるポイント
- ○ヶ月以内に○万円支払いで貰えるポイント
ここで問題なのは後者の方です。
条件達成期限に近くなって買うものが無いと、入会特典ポイントの為に無駄な買い物をしてしまう恐れがあります。
『特典条件の達成の為』の無駄な出費をしない秘訣は、元々予定している大きい出費に合わせてカードを申し込むことです。
だいたい大きい出費というのは、例年パターン化されているもの、または事前に分かっているものが多くなっています。
そこで『3ヶ月以内に〇万円支払いをしたら〇ポイント還元』、『上限〇ポイントまでは還元率〇%』のような特典付きカードについては、
『元々の大きい出費の予定月』を把握し、『特典条件達成の期間』を重ね合わせて支払いをすることで、無駄なく条件を達成することが出来ます。
このようなスケジュールであれば、無駄な出費は発生することなく、ポイントを獲得することが可能です。
・仕事の出費に合わせる
会社勤めの方、特に都市部では電車で通勤されている方も多いと思います。
電車の定期券は6ヶ月で更新する必要がありますが、この費用が『給与支給』または『立替金清算』の場合はチャンスです。
定期券の更新費用を、新規に発行したクレジットカードで払うことによって、『3ヶ月以内に、〇万円支払いで〇ポイント還元』を達成しやすくなります。
あとは、出張等の費用が立替金清算の場合も同様です。
- 電車、新幹線、飛行機等の交通費
- 宿泊費
- レンタカー
- 接待費
・車の維持費・税金の支払い
私達が生活するうえで、自然と必要になってくる費用は車検や自動車税、持ち家や分譲マンションの方なら固定資産税などがあります。
そういった費用は定期的に発生するもので、毎年何月支払いというのが決まっています。
そのためそれらの支払い発生の周期から逆算して、クレジットカードをいつ申し込むかを検討するのが良いでしょう。
・イベントに合わせる
家族や友人との旅行、誕生日プレゼントなどは割と大きい出費になりますが、前もって出費があることが分かっています。
その為これらの出費の時期から逆算して、新規に申し込むクレジットカードの時期を調整するのが良いでしょう。
なおクレジットカードの知識については、以下の記事を参考にして下さい。
⇒ 無職でも作れる?、審査に通過しやすいクレジットカード8選
⇒ PayPayカードのフラットリボで5000ポイント獲得する方法
まとめ
クレジットカードを複数所持するのは珍しいことではなく、1人平均の所持枚数は2.7枚と言われています。
中には1人で100枚以上所持する方もいらっしゃいますが、使い分けでメリットを最大限に生かすのが目的です。
クレジットカードの複数枚所持による、メリットとデメリットは以下のようになります。
- 良い所取りが出来る
- 入会特典を稼げる
- ブランドが使い分けられる
- 海外旅行の補償が上乗せ出来る
- 管理が大変になる
- ポイントがバラける
- 年会費がかさむ
- ランクアップしにくくなる
- 申込みブラックになりやすい
- カード入れがパンパン
またクレジットカードの発行は、入会特典ポイントを稼ぐチャンスでもあります。
申込みブラックと無駄な買い物を避けて、最大限にポイントを獲得する方法は以下のようになります。
- カード発行は『ハピタス』などのポイントサイトを経由する
- 発行スケジュールは、日常に発生する大きい出費に合わる
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