- セブンカード・プラスはどんな特徴のカードなの?
- 家族カードはどんな条件になってるの?
この記事を読むことで、こんな疑問を解決することが出来ます。

セブンカード・プラスの概要
セブンカード・プラスは、株式会社セブンカード・サービスが発行するクレジットカードです。
セブン&アイ・ホールディングス系列の買い物で、特にお得になるクレジットカードになります。
基本スペック
セブンカード・プラスの基本的なスペックは以下のようになっています。
項目 | 内容 |
基本還元率 | nanacoポイント 0.5% |
年会費 | 無料 |
ブランド | VISA、JCB |
家族カード | 有り(無料) |
ETCカード | 有り(無料) |
QUICPay | nanaco紐付型で支払い可能 |
カードは2種類
セブンカード・プラスは、『nanaco一体型』と『nanaco紐付型』があります。
nanaco一体型は、クレジットカードとnanacoの機能が両方使えるようになっています。
nanaco紐付型は、既に持っているnanacoカードをリンクさせて使います。
カードの見た目はほとんど同じですが、nanaco一体型は、右上部に『nanaco』のマークが入っています。

メリット
セブンカード・プラスを利用することで、以下のようなメリットがあります。
・nanacoにチャージ出来る

セブン&アイグループなどで支払いに使うと、0.5%のポイントが貯まるnanaco。
⇒ nanacoの使えるお店
以前は、nanacoを利用した『ポイントの2重取り』が簡単に出来ました。
⇒ ポイントの多重取りとは?、クレジットカードを使った還元率アップのコツ
しかし2020年3月より、nanacoにチャージ出来るクレジットカードが大幅に減ってしまいました。
新規登録でチャージ可能なクレジットカードは、現在以下の4種類のみとなっています。
- セブンカード・プラス【一体型・紐付型】
- セブンカード・プラス(ゴールド)【一体型・紐付型】
- セブンカード
- セブンカード(ゴールド)
(※ 2020年3月以前に登録したクレジットカードは現在もチャージ可能)
セブンカード・プラスはnanacoにチャージ可能で、nanaco支払い時のトータル還元率は1.0%になります。

・7&iグループはポイント2倍

前項では、nanacoを使うことで還元率を0.5% ⇒ 1.0%にアップさせることが可能でした。
しかし7&iグループなどで、セブンカード・プラスで直接支払った場合、ポイント2倍の還元率1.0%にアップします。
・8の日にイトーヨーカドーで5%オフ

イトーヨーカドーの『ヨーカ』にちなんで、毎月8・18・28日は、『ハッピーデー』が開催されます。
セブンカード・プラスやnanacoカードなどを利用して支払いをすると、店内ほとんどの商品を5%OFFになります。
ただしネット通販・ネットスーパーは5%OFFの対象外なので注意しましょう。
・対象商品購入でnanacoボーナスポイント
以下のお店で、対象商品をセブンカード・プラスで支払うと、nanacoボーナスポイントを貰うことが出来ます。

このポイントは、カード払いで貰える通常ポイントとは、別で貰うことが可能です。
(ポイントは何%とかではなく、商品ごとにポイント数が決まってます)

・累計ボーナスポイントが貰える
以下の店舗にて、1年間(4月~翌年3月)のカード支払い総額が一定金額以上だと、累計ボーナスポイントが貰えます。


例えば年間150万円達成だと、基本ポイントとは別に10,000ポイント(0.67%)獲得することが出来ます。
これらの店舗で買い物を集中させることで、還元率アップを狙うことが可能です。
・新規入会で5100ポイント

セブンカード・プラスはカード新規入会でポイントがもらえるキャンペーンを常時開催しています。
毎月ポイントは変動しますが、2023年7月現在は最大5100ポイント獲得可能で、内訳は以下のようになっています。
獲得条件 | ポイント |
ショッピング1回利用 | 2500 |
スマリボ設定・登録 | 1000 |
セブン銀行登録 | 500 |
オンライン設定 | 500 |
キャッシング枠設定 | 500 |
メルマガ登録 | 100 |
合計 | 5100 |
・セブンマイルプログラムでポイント上乗せ

以下の店舗で支払いの際、7iDアプリのバーコードを提示するとマイル(ポイント)を貯めることが出来ます。

ポイントは税抜き200円につき1マイル(0.5%)で、50マイル単位で50nanacoに交換することが出来ます。
これはアプリを提示すれば、セブンカード・プラスでなく、現金払いでもマイルは貯まりますが参考までに。
デメリット
セブンカード・プラスはメリットが多いクレジットカードですが、以下のようなデメリットも存在します。
・セブン系以外の支払いは還元率が低い
セブンカード・プラスは、7&iホールディングスなどのお店では非常にお得です。
しかしそれ以外の支払いでは、基本還元率は0.5%しかありません。
そのためセブンカード・プラスは、セブン系のお店を使わない人には、あまりメリットが無いでしょう。
よってセブンカード・プラスはメインで利用するより、クレジットカード使い分けの1枚とするのがオススメです。
・旅行保険が付帯されていない
クレジットカードには大抵、以下のような保険が付帯されています
- 旅行傷害保険
- 航空便 遅延保険
- ショッピング保険
- 会員保障制度
しかしセブンカード・プラスには旅行保険が付帯されてないので、注意しましょう。
セブンカード・プラスの使い所
今まで見てきたメリット・デメリットから、どう使うのが良いか応用編を見てみましょう。
・税金払いで0.5%のポイント還元
毎年費用の捻出で頭を悩ませる、自動車税や固定資産税といった公共料金。
以前は現金払いしか出来ませんでしたが、最近クレジットカード払いが出来る自治体が増えてきています。
ただしカード払いは出来ても、事務手数料が取られ、トータルで得られるポイントが僅かになってしまいます。
以下はヤフー公共料金の内、私の地域:愛知県の、固定資産税のクレジットカード払いの手数料です。
税金 | 税込み手数料 | 手数料割合 |
1~10,000円 | 44円 | 2.27~0.44% |
10,001~20,000円 | 154円 | 1.54~0.77% |
20,001~30,000円 | 264円 | 1.32~0.88% |
30,001~40,000円 | 374円 | 1.25~0.94% |
40,001~50,000円 | 484円 | 1.21~0.97% |
これを還元率1%のクレジットカードで支払う場合、手数料を差し引くと、トータルではほとんど得することは出来ません。
(それどころか、価格帯によっては手数料によりトータルでもマイナス)
これに対して、nanacoはセブンイレブンで、公共料金を手数料無しで支払うことが可能になっています。
支払い時にはポイントは付きませんが、nanacoチャージの際の0.5%分はポイント獲得することが出来ます。
ポイント種類 | 還元率 | ポイント可否 |
セブンカード・プラス | 0.50% | 〇 |
nanaco | 0.50% | × |
セブンマイル プログラム | 0.50% | × |
合計 | 0.50% |

たかが0.5%と思うかもしれませんが、公共料金は年間で数十万円、ポイントにして数千円分になる場合もあります。
税金などの支払額が多い方は、『セブンカード・プラス⇒nanaco』にて支払うのがおすすめです。
・QUOカード購入で2.3%還元

主に贈り物などに使われることの多い『QUOカード』。
⇒ 使える店はこちら
実は『セブンカード・プラス⇒nanaco』の組み合わせで還元率をアップさせる方法があります。
QUOカードはセブンイレブン・ローソン・ファミリーマートといったコンビニで購入すると、おまけが付いてきてお得です。
種類 | おまけ | 還元率 |
1万円券 | 180円 | 1.8% |
5千円券 | 70円 | 1.4% |
セブンイレブンではnanacoでQUOカードを購入することが出来ます。
支払い時のポイントは付きませんが、『セブンカード・プラス⇒nanacoチャージ』の0.5%は有効です。
このため、もし1万円のQUOカードをnanacoで購入すると、0.5%+1.8%=2.3%もの高還元率となります。
ポイント種類 | 還元率 | ポイント可否 |
セブンカード・プラス | 0.50% | 〇 |
nanaco | 0.50% | × |
セブンマイル プログラム | 0.50% | × |
QUOカード | 1.80% | 〇 |
合計 | 2.30% |

⇒ quoカードpayキャンペーン ポイントサイトからの交換で3.5%増量
セブンカード・プラス 家族カードの概要
セブンカード・プラスは、追加カードとして以下の3種類がラインナップされています。
- 家族カード
- ETCカード
- QUIC Pay
この章では家族カードについて、概要見ていきたいと思います。
家族カードのメリット
家族カードは発行の条件が緩く、誰でも手軽に申込めるクレジットカードになります。
・収入がなくてもカードが発行出来る
クレジットカードを新規で申込むと、審査にかけられて、通過した場合のみカードが発行されます。
審査の対象は色々ありますが、通過の条件で大きいのが収入額です。
専業主婦の方や学生は収入が無い為、場合によってはクレジットカードが発行出来ない場合もあります。
しかし家族カードは、収入のある本会員に紐付けられたカードなので、発行が容易になります。
・無料で利用出来る
家族カードは発行手数料・年会費共に無料なので、手軽に申込むことが出来ます。
・本会員と同じ条件でポイントが貯まる
家族カードは、本会員に紐付けられているということ以外、条件面は変わりません。
一般のセブンカード・プラスと同じ条件で、ポイントを貯めることが可能です。
家族カードのデメリット
一般のクレジットカードと違い、本会員カードと紐付けされていることでデメリットも生じます。
・利用明細は本会員に筒抜け
家族カードで利用した支払額は、全て本会員の支払いにまとめられます。
その為、利用明細も一括で本会員に通知されてしまいます。
もし通知されるのが嫌という方は、審査の緩い一般カードを申込むと良いでしょう。
⇒ 無職でも作れる?、審査に通過しやすいクレジットカード8選
・ポイントが貯まるのは本会員
家族カードを利用したら、貯まったポイントで自由に好きなことに使いたいところ。
しかし家族カードの支払いで発生するポイントは、本会員に貯まっていきます。
その為、家族カードを利用している本人は、カード利用の恩恵を感じにくくなっています。
・累計ボーナスは本会員と集計が別
先述したように、セブンカード・プラスは年間利用額に応じて、累計ボーナスが付与されます。
ただし本会員カードと家族カードの、利用金額の集計は別々です。
そのため家族カードを利用しても、累計ボーナスが達成しやすくなるわけではないので、注意しましょう。
家族カードの申込み方
家族カードを申込む方法は2つあります。
インターネットの場合は、以下のリンク先から申込みが可能です。
申込書を直接記入する場合は、以下の手順で申込み出来ます。
- セブンカード資料請求受付サービスへ電話
- 家族カード入会申込書を請求
- 1週間程度で申込書が届く
- 入会申込書に記入して返送
資料受付サービスは24時間受付・年中無休で、電話番号は以下のようになります。
地域 | 電話番号 |
東京 | 0422-71-7702 |
大阪 | 06-6945-6657 |
札幌 | 011-281-1334 |
まとめ
セブンカード・プラスは基本還元率が0.5%と低いですが、以下のようなメリットがあります。
- nanacoにチャージ出来る
- 7&iグループはポイント2倍
- 8の日にイトーヨーカドーで5%オフ
- 対象商品購入でnanacoボーナスポイント
- 累計ボーナスポイントが貰える
- 新規入会で5100ポイント
またセブンカード・プラスはnanacoへチャージして、以下のような使い方で還元率をアップさせることが可能です。
・税金などの公共料金をセブンイレブンでnanacoにて支払い
⇒還元率0.5%
・1万円のQUOカードをセブンイレブンでnanacoにて購入
⇒還元率2.3%
また家族カードを発行することの、メリットとデメリットは以下のようになります。
- 収入がなくてもカード発行が出来る
- 無料で利用出来る
- 本会員と同じ条件でポイントが貯まる
- 利用明細は本会員に筒抜け
- ポイントは本会員に貯まる
- 累計ボーナスの集計は本会員と別
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