クレジットカードのメルカードを調べようと検索したら、マズそうな用語が沢山出てきてビックリ!
しかし結論から言うと、これらの用語はクレジットカードのメルカードではなく、名前が全く一緒のカード販売店に関連しています。
クレジットカードのメルカードに危険性はなく、メリットが非常に大きく安全なカードなので大丈夫です。
この記事ではメルカードの特徴と、なぜマイナス用語が表示されるようになってしまったのか、経緯を解説しています。
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メルカードの概要
メルカードは株式会社メルペイが、2022年11月8日から運営している比較的新しいクレジットカードです。
出典:メルカード
【基本スペック】
年会費 | 無料 |
ブランド | JCB |
還元率 | メルカリ:最大4.0% |
メルカリ以外:1.0% | |
還元ポイント | メルカリポイント |
家族カード | 無し |
ETCカード | 無し |
メルカードのデメリット
メルカードを検索すると、関連で出てくる以下のようなマイナスの用語。
- やばい
- 炎上
- やめた方がいい
先述したように、上記のマイナス用語はカード販売店のメルカードに関連しており、クレジットカードのことではありません。
しかし本当のところ、クレジットカードのメルカードは大丈夫なのか、まずはデメリットから見ていきましょう。
- 国際ブランドはJCBのみ
- 電子マネーへのチャージはポイント付与無し
- 家族カードが無い
- ETCカードが無い
- 限度額が最大50万円
- 電話窓口は紛失・盗難のみ
- 定額払いの手数料がかかる
国際ブランドはJCBのみ
クレジットカードの国際ブランドは、主に以下の4種類があります。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
しかしメルカードはJCBのみで、主要なVISAやMastercardの国際ブランドはありません。
電子マネーへのチャージはポイント対象外
ポイ活でポイントの還元率を高める手法の1つが『ポイントの多重取り』。
クレジットカード ⇒ 電子マネーへのチャージで、トータルのポイント還元率を高めることが可能です。
しかしメルカードは、以下の電子マネーにチャージしてもポイントは付与されません。
- Suica
- PASMO
- au WALLETプリペイドカード
- nanaco
- WAON
- auPAY
- kyash
- FamiPay
- JCB online
家族カードが無い
家族カードとは、本会員のクレジットカードに紐付けされる形で発行されるカードです。
家族カードは、専業主婦や学生など収入の無い方でも作りやすいクレジットカードになります。
しかしメルカードには家族カードがありません。
ただしメルカードは流通系のクレジットカードで、審査はキツくないので、本会員カードを申込めば良いでしょう。
ETCカードが無い
メルカードには、高速道路のETCカードの付帯がありません。
しかしメルカード発行の主な目的は買い物でしょうから、大きなデメリットにはならないでしょう。
限度額が最大50万円
一般的なクレジットカードの限度額は、本人の収入にもよりますが、大体100万円が相場です。
しかしメルカードの限度額は、メルペイ払いとの合算で、最大50万円となっています。
電話窓口は紛失・盗難のみ
メルカードは困った時の対応として、電話での窓口を設けています。
ただし電話で対応出来るのは、紛失・盗難といった重大トラブルのみ。
使い方等の素朴な疑問については、電話で対応してもらうことが出来ません。
定額払いは手数料がかかる
メルカードの支払い方法には、一括払いの他に『定額払い』があります。
定額払いという用語は聞きなれないかもしれませんが、要は通常のクレジットカードのリボ払いと同じです。
普通は支払った金額は、翌月にまとめて銀行口座から引き落とされます。
しかし定額(リボ)払いは、数ヵ月に分割して支払うことで、1回あたりの引落とし金額を抑えることが可能です。
ただし定額払いは手数料が取られるので、トータルの支払い金額は、一括払いと比較して増加してしまいます。
一般的にクレジットカードのリボ払いの手数料は15%なので、定額払いの手数料は相場通りといったところです。
メルカードは定額(リボ)払いでなければ大丈夫
もしもメルカードの『やばい』所をあげるとすると、定額払いを利用することでしょう。
先述したように、定額払いはリボ払いと同じなので、手数料を取られてトータルでは損をしてしまいます。
そのためメルカードで避けたいのが、定額払い選択による手数料の支払いです。
一般的にクレジットカードでありがちなのが、『リボ設定の戻し忘れ』。
キャンペーンでのリボ設定や・手違いでのリボ設定がそのまま残っていて、
『知らない間に毎月手数料を払っていた』というのは、たまにある話です。
(私も経験済み)
しかしメルカードの精算方法は、毎月その都度設定をする必要があります。
その為、間違って定額払いになっていて、知らない間に手数料を支払うというリスクは少なくなっています。
以上、メルカードのデメリットでした
メルカードやばい・炎上の真実
メルカードを検索すると出てくる『やばい』・『炎上』、この用語はクレジットカードのメルカードではありません。
東京の秋葉原にメルカードという、全く名前が同じカードショップがあります。
出典:メルカード
カードショップのメルカードは、コレクターの聖地になっており、取り扱っている主なカードは以下のようになります。
- 遊戯王
- デュエマ
- ポケコン
- デジモン
- ワンピース
【店内の様子】
出典:メルカード
実はカードショップのメルカードは、2019年に傷の付いたカードを、値札で隠して販売したという噂が流れています。
真実は分かりませんが、1度ネットで話題になった為、今でも名残で関連用語が表示されるというわけです。
メルカードやばくない
冒頭にも説明しましたが、クレジットカードのメルカードは全然やばくありません。
それどころかメリットの方が断然大きいので、内容見ていきましょう。
メルカードのメリット
メルカードの主なメリットは、以下の8つになります。
- メルカリ還元率は最大4.0%
- 毎月8日は還元率が8%
- キャンペーンで還元率UP
- 支払い方法が選べる
- 支払い日を設定出来る
- 入会キャンペーンが多い
- ナンバーレスで安心
- 紛失時は自分で利用停止・再開が可能
・メルカリ還元率は最大4.0%
メルカードは、メルカリでお馴染みの『メルペイ』が発行しているクレジットカードです。
その為、メルカリ利用時にはポイント還元率が基本の1%からアップし、還元率を最大4%まで高めることが可能です。
- メルカリで買い物
- メルカリで出品
- 街の買い物でメルペイ支払い
・毎月8日は還元率が8%にアップ
メルカリ以外の街の買い物やネット通販でも、8日にメルカードで支払うと、還元率は8%になります。
ポイント付与の上限は300なので、お得に支払い出来る枠は、300÷8%=3750円となります。
・キャンペーンで還元率UP
メルカードは毎月、対象店舗の買い物で還元率がアップする、お得なキャンペーンを実施しています。
2023年5月現在、開催されているキャンペーンは以下のようになります。
店舗 | 還元率(%) |
ロコンド | 4 |
Dyson | 3 |
MAGASEEK | 3 |
エディオン | 2 |
ベルメゾンネット | 2 |
ニッセン | 2 |
HMV&BOOKS | 2 |
・支払い方法と時期が選べる
一般的にクレジットカードの支払いは、大体25日に銀行口座からの引落しとなっています。
しかしメルカードでの支払いは、『メルペイあと払い』扱いになります。
メルペイあと払いは、精算方法も時期も、以下のように多くの中から選ぶことが可能です。
精算方法 | 手数料(円) | 支払時期 |
自動引落とし | 無し | 6日、11日、16日、21日、26日のいずれか |
チャージ | 無し | 自由 |
コンビニ | 220~880 | 自由 |
ATM | 220~880 | 自由 |
定額払い | 有り(後述) | 6日、11日、16日、21日、26日のいずれか |
ポイント種類 | 支払い可否 |
キャンペーンで獲得したポイント | ○ |
友達紹介で獲得したポイント | ○ |
売上金で購入したポイント | × |
dポイント | × |
・入会キャンペーンが多い
メルカードは、新規発行に対して時々お得なキャンペーンを実施しています。
最大で総額1万ポイント貰えることもある為、非常にお得です。
過去のキャンペーン内容は、以下の記事を参考にして下さい。
・ナンバーレスで安心
キャッシュレス決済の増加と共に、増えているのがクレジットカードの不正利用。
手口の多くは、クレジットカードの番号の盗み見や不正入手によるものです。
しかしメルカードの券面は、番号のないナンバーレス仕様となっています。
そのため番号を盗み見されたり、万一誰かにカードが渡っても、不正利用されるリスクが低くなっています。
・紛失時は簡単に利用停止・再開が可能
万一クレジットカードを紛失してしまった場合、通常はサポートセンターに電話連絡して、利用を停止してもらいます。
ただしもし電話が混んでて繋がらなかった場合、繋がるまでに不正利用される恐れがあります。
しかしメルカードは、メルペイアプリにてカードの利用停止・再開を簡単に行うことが可能です。
以上、メルカードのメリットでした。
まとめ
メルカードと検索すると、関連用語で出てくる『やばい』・『炎上』といったマイナス用語。
この用語を見て、メルカードの発行をためらう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし『やばい』・『炎上』の関連用語の対象は、カードショップのメルカード。
クレジットカードのメルカードは、デメリットもありますが、メリットの方が大きいお得なクレカになります。
- 国際ブランドはJCBのみ
- 電子マネーへのチャージはポイント付与無し
- 家族カードが無い
- ETCカードが無い
- 限度額が最大50万円
- 電話窓口は紛失・盗難のみ
- 定額払いの手数料がかかる
- メルカリ還元率は最大4.0%
- 毎月8日は還元率が8%
- キャンペーンで還元率UP
- 支払い方法が選べる
- 支払い日を設定出来る
- 入会キャンペーンが多い
- ナンバーレスで安心
- 紛失時は自分で利用停止・再開が可能
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