- 生活費をどれだけでも安くしたい
- 日用品を安く買って節約をしたい
この記事では、日用品の単価を計算して最安値の商品を選び、費用を節約する方法について解説しています。
『もっきー』は こんな人
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日用品の費用を安くする方法
日用品の費用ですが、簡単に書くと計算式は以下のようになります。
使用量×価格
日用品の費用を安くするには、これらの数値を下げれば良いことになります。
使用量を減らす
俗に言う節約で、1回1回の使う量を減らしたり、使う頻度を減らすことになります。
今までムダに多く使っていた量を減らす程度なら良いですが、あまりに度が過ぎると以下のような弊害が発生してします。
- 生活レベルが落ちる
- ストレスが溜まる
商品を安く買う
日用品を同じ量使うにしても、安い物を使うことで費用を下げることが出来ます。
安い物を使うとは、つまり『単価の安い物』を選ぶことと同等です。
・大容量品:まとめ買いがお得
単価の安い商品を選ぶ1番簡単な方法は、大容量品を選ぶことです。
大容量品は通常の商品に比べ容器や袋が大きく、1つの商品で2倍・3倍などの容量が入っています。
そして大容量品は、1個あたり・1mlあたりなどの単価が安く設定されているのが特徴です。
・まとめ買いの注意点
まとめ買いは単価が安くなるので良いのですが、以下のようなデメリットも発生しやすくなります。
- 使用量が多くなる
- 使い切る前に劣化させてしまう
- 物の有難みが無くなる
またまとめ買いで得をするには、単価を計算して安い商品を選ぶ必要があります。
ただし単価計算を間違えてしまうと、高い方の商品を選んでしまうことがあるので注意が必要です。
単価の計算方法
この章では単価計算の考え方について見ていきたいと思います。
なぜ単価で比較するのか
日用品は個数も容量も全く同じ商品であれば、単に価格だけを見れば、どちらが安いのか簡単に分かります。
しかし日用品は、同じ製品でも個数や容量が違う為、パッ見だけではどちらがお得なのか分かりません。
また全く同じ商品でも、『あの店はクーポンが使える』、『この店はポイントがよく貯まる』など、条件が複雑になっています。
その為、割引やポイント還元も含めてトータルで単価を計算して、一番単価の安い商品を選ぶことが重要です。
計算方法の基本
それでは店舗で買い物する場合と、ネット通販で買い物する場合の計算公式を見てみましょう。
・実際の店舗の単価
自分がお店に出向いて商品を購入するパターンです。
特別な条件を除いて送料は発生せず、計算式は以下のようになります。
・ネット通販の単価
インターネット通販では、基本的に税込み金額で表示されていますので、その場合は税率を掛ける必要はありません。
また送料が掛かる場合は、それも考慮して単価を計算する必要があります。
計算で考慮に入れる項目
それでは今見た計算式の各項目について、もう少し詳しく見ていきましょう。
- 消費税
- 値引き
- ポイント還元
- 数量
- 送料
・消費税
店頭での価格表示については、2021年4月1日から店頭の価格は、消費税込みの『総額表示』が義務付けられました。
しかし実際は、税抜き金額の表示が大きく、総額表示の字が小さく書いてある場合もあります。
『安い物を買った』つもりが、後からレシートを見て、税抜き金額で計算していたことに気付くことがあるので注意しましょう。
・割引き
割引は、店頭で商品陳列時に『〇割引』と表示される場合と、
『1品〇%オフ』や『〇以上買ったら〇円引き』などのクーポンで割引かれる場合があります。
陳列時の割引きの場合は、価格が表示されることが多いので問題ありません。
ここでは自分で計算する必要のあるクーポンについて見てみましょう。
例えば10%オフクーポンを使う場合、割引後の掛率は、((100%ー10%)/100%)=0.9となります。
もし税抜き価格1,000円の商品に10%のクーポンを使うと、1,000×1.1(税)×0.9=990円となります。
『クーポンの割引きは税抜き・税込み どちらに掛けるの?』と思うかもしれませんが、どちらで計算してもトータル金額は同じになります。
【税込み価格に対して割引き】
(1,000円×1.1)×0.9=990円
【税抜き価格に対して割引き】
(1,000円)×0.9×1.1=990円
・ポイント還元
買い物をする時に、工夫すれば様々な方法でポイントを貯めることが出来ます。
ポイントはクーポンのように、支払い時に割引されるわけではありません。
しかし後でお金の代わりにポイントで支払いが出来るので、単価を計算する際は、獲得出来るポイントも考慮に入れます。
(同じ商品を買うのに、お店によってポイントが付く・付かないの差があるので)
ポイントは付与される状況は、主に以下のようになります。
- クレジットカードで支払う
- ○○Payやプリペイドカードで支払う
- お店の会員カードを見せる
- 流通ポイントのカードを見せる
- 『この商品を買ったら〇ポイント獲得』といったクーポンを使用する
これらのポイントはどれか1つしか付かないわけではなく、お店によっては複数のポイントを獲得出来る場合もあります。
ポイント還元後の掛率の計算式ですが、((100%-ポイント還元率%)/100%)となります。
例えば、以下のポイントが合算されたら、どうなるでしょうか?
- 0.5%還元のクレジットカードで支払い
- お店のポイントが購入金額の1%付く
ポイント還元率は、0.5%+1%=1.5%となりますので、
ポイント還元後の掛率は、((100%-1.5%)/100%)=0.985となります。
・数量
日用品は製品が同じでも、1商品に入っている数量は違います。
一般的に1商品に入っている数量が多い方が、単価は安い傾向にあります。
ただし安いかどうか正確に把握する為には、、価格を『数量』で割って単価を計算する必要があります。
主要な日用品における、単価算出時の単位は以下のようになります。
品目 | 単価算出時の単位 |
洗剤 | ml または gあたり |
ボディソープ | mlあたり |
ティッシュ | 箱 または 枚あたり |
トイレットペーパー | ロール または mあたり |
・送料
町の買い物では掛かることはありませんが、インターネットでの買い物の時には送料がかかる場合があります。
商品自体が安くても、送料をプラスすると、『他の店舗の方が安い』場合もあります。
その為、『ネットのお店で、どちらのお店がお得か?』比較する時は、送料も考慮する必要があります。
単価計算に必要な項目は、以上になります。
日用品の単価計算例
単価の計算式を再度掲載させて頂きます。
ここでの計算例では、『同じ製品で、入っている数量が違う』ものとして計算していきます。
また、2種類の商品の単価を比較しますが、違う店舗の物を比較するものとします。
ボディーソープ
単位は『ml』で表されることが多くなっています。
お徳用として、『1.6倍』・『2倍』・『2.6倍』などの表示がありますが、説明書きを見れば容量『ml』が分かります。
まずは簡単な例として、同じ製品で容量の違う商品を、現金払いする場合の比較をしてみましょう。
項目 | 商品A | 商品B |
④540ml入り | ④430ml入り | |
①税抜き価格 | 698 | 548 |
②割引 | なし | なし |
③ポイント | なし | なし |
⑤送料 | なし | なし |
これは税込み価格を数量で割れば、1mlあたりの単価が出ます。
商品Aの単価=698×1.1÷540=1.42円
商品Bの単価=548×1.1÷430=1.40円
非常にわずかな差ですが、商品Bの方が安くなっています。
洗剤
単位は液体タイプだと『ml』、粉末タイプだと『g』で表されることが多くなっています。
お徳用として、『1.6倍』・『2倍』・『2.6倍』などの表示がありますが、説明書きを見れば容量『ml』が分かります。
今度は割引があるパターンで計算してみましょう。
項目 | 商品C | 商品D |
④1.8倍タイプ・1,220ml | ④2.6倍タイプ1,800ml | |
①税抜き価格 | 298 | 438 |
②割引 | 表示価格の2割引 | 15%引きクーポン |
③ポイント | なし | なし |
⑤送料 | なし | なし |
『容量〇倍』とありますが、数量は『ml』の数字を見ればOKです。
また2割=20%なので、これを計算式に入れてみると、1mlあたりの単価は
この結果から、商品Cの方がお得なことが分かります。
ティッシュ
1箱に入っている数量は、『150組』・『180組』・『200組』が一般的です。
また1商品で5箱入りなど、商品ごとに入っている箱の数が違います。
単価計算の際、組が同じなら『1箱あたり』で計算すれば大丈夫です。
今回は、買い物の際にポイントが付与される例で計算してみましょう。
(商品Eのポイントは2重取り)
項目 | 商品E | 商品F |
④1箱180組・3箱入り | ④1箱180組・5箱入り | |
①税抜き価格 | 157 | 241 |
②割引 | 5%クーポン | 表示価格の1割引き |
③ポイント | 1%+1%(2重ポイント) | 0.5% |
⑤送料 | なし | なし |
1箱に入っているティッシュの数は180組で同じなので、1箱あたりの単価を出せば大丈夫です。
この結果から、商品Fの方がお得なことが分かります。
トイレットペーパー
1つの商品に入っている個数は『12ロール』・『18ロール』・『24ロール』などがあります。
単価計算の際、1ロールのm数が同じなら『1ロールあたり』で計算すれば良いです。
ただし、m数が違うなら『mあたり』で計算する必要があります。
また今回はネット注文の為、税込み価格で送料が掛かる前提で計算してみましょう。
項目 | 商品G | 商品H |
④1ロール25m・12ロール入り | ④1ロール27.5m・18ロール入り | |
①税込価格 | 327 | 383 |
②割引 | なし | 5%クーポン |
③ポイント | 1% | 1.5% |
⑤送料 | 無料 | 300 |
今回は1ロールあたりのm数が違うので、『1mあたり』で計算します。
この結果から、商品Gの方がお得ということが分かります。
以上、計算例でした。
なお日用品を安く買う方法としては『ウエル活』が有名ですので、以下の記事を参考にして下さい。
まとめ
日用品の費用を抑えるには、使用量を減らすか・安い物を買うか、どちらかをする必要があります。
使用量を減らす:節約の場合、生活レベルが下がったり、ストレスが溜まったりという弊害が発生してしまいます。
一方、安い物を買う方は単価計算するだけなので、簡単な為おすすめです。
ただし日用品は、製品は同じでも入っている数量に違いがあり、一見するとどの商品がお買い得なのか分かりません。
更にお店ごとに、使えるポイントやクーポンも違い、ますますどれがお買い得なのか分かりにくくなってます。
そんな時は、商品価格を数量で割ることで、どれを買うのが一番得なのか判断することが出来ます。
単価の計算の仕方は以下のようになります。
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