この記事を読むことで、こんな悩みを解決することが出来ます。
コロナ禍による会社の業績悪化や、長引く日本経済の停滞、そして値上がり。
こんな状況ですので、日用品は1円でも安く買いたいもの。
しかし日用品は、内容物は同じでも個数や容量は千差万別です。
その為、一目で『どれが一番お買い得か?』判断することは難しくなっています。

この記事を読むことで、複雑な条件でも、1番安い日用品を選ぶことが出来るようになります。
- 単価の基本的な計算方法
- クーポンを使った計算
- ポイント付与を含めた計算
- 更に費用を抑える方法
日用品を安く買う考え方
まずは『どうやって日用品を安く買うのか』考え方について見ていきましょう。
単価で比較する
日用品は個数も容量も全く同じ商品であれば、単に価格だけを見れば、どちらが安いのか簡単に分かります。
しかし日用品は、同じ製品でも個数や容量が違う為、パッ見だけではどちらがお得なのか分かりません。
また全く同じ商品でも、『あの店はクーポンが使える』、『この店はポイントがよく貯まる』など、条件が複雑になっています。
その為、割引やポイント還元も含めてトータルで単価を計算して、一番単価の安い商品を選ぶことが重要です。
単価の計算方法
それでは店舗で買い物する場合と、ネット通販で買い物する場合の計算公式を見てみましょう。
・実際の店舗の単価
自分がお店に出向いて商品を購入するパターンです。
特別な条件を除いて送料は発生せず、計算式は以下のようになります。

・ネット通販の単価
インターネット通販では、基本的に税込み金額で表示されていますので、その場合は税率を掛ける必要はありません。
また送料が掛かる場合は、それも考慮して単価を計算する必要があります。

単価計算で考慮に入れる項目
それでは今見た計算式の各項目について、もう少し詳しく見ていきましょう。
- 消費税
- 値引き
- ポイント還元
- 数量
- 送料
・消費税
店頭での価格表示については、2021年4月1日から店頭の価格は、消費税込みの『総額表示』が義務付けられました。
しかし実際は、税抜き金額の表示が大きく、総額表示の字が小さく書いてある場合もあります。
『安い物を買った』つもりが、後からレシートを見て、税抜き金額で計算していたことに気付くことがあるので注意しましょう。
・割引き

割引は、店頭で商品陳列時に『〇割引』と表示される場合と、
『1品〇%オフ』や『〇以上買ったら〇円引き』などのクーポンで割引かれる場合があります。
陳列時の割引きの場合は、価格が表示されることが多いので問題ありません。
ここでは自分で計算する必要のあるクーポンについて見てみましょう。
例えば10%オフクーポンを使う場合、割引後の掛率は、((100%ー10%)/100%)=0.9となります。
もし税抜き価格1,000円の商品に10%のクーポンを使うと、1,000×1.1(税)×0.9=990円となります。
『クーポンの割引きは、税抜き・税込み どちらに掛けるの?』と思うかもしれませんが、どちらで計算してもトータル金額は同じになります。
【税込み価格に対して割引き】
(1,000円×1.1)×0.9=990円
【税抜き価格に対して割引き】
(1,000円)×0.9×1.1=990円
・ポイント還元

買い物をする時に、工夫すれば様々な方法でポイントを貯めることが出来ます。
ポイントはクーポンのように、支払い時に割引されるわけではありません。
しかし後でお金の代わりにポイントで支払いが出来るので、単価を計算する際は、獲得出来るポイントも考慮に入れます。
(同じ商品を買うのに、お店によってポイントが付く・付かないの差があるので)
ポイントは付与される状況は、主に以下のようになります。
- クレジットカードで支払う
- ○○Payやプリペイドカードで支払う
- お店の会員カードを見せる
- 流通ポイントのカードを見せる
- 『この商品を買ったら〇ポイント獲得』といったクーポンを使用する
これらのポイントはどれか1つしか付かないわけではなく、お店によっては複数のポイントを獲得出来る場合もあります。
ポイント還元後の掛率の計算式ですが、((100%-ポイント還元率%)/100%)となります。
例えば、以下のポイントが合算されたら、どうなるでしょうか?
- 0.5%還元のクレジットカードで支払い
- お店のポイントが購入金額の1%付く
ポイント還元率は、0.5%+1%=1.5%となりますので、
ポイント還元後の掛率は、((100%-1.5%)/100%)=0.985となります。
・数量

日用品は製品が同じでも、1商品に入っている数量は違います。
一般的に1商品に入っている数量が多い方が、単価は安い傾向にあります。
ただし安いかどうか正確に把握する為には、、価格を『数量』で割って単価を計算する必要があります。
主要な日用品における、単価算出時の単位は以下のようになります。
品目 | 単価算出時の単位 |
洗剤 | ml または gあたり |
ボディソープ | mlあたり |
ティッシュ | 箱 または 枚あたり |
トイレットペーパー | ロール または mあたり |
・送料

町の買い物では掛かることはありませんが、インターネットでの買い物の時には送料がかかる場合があります。
商品自体が安くても、送料をプラスすると、『他の店舗の方が安い』場合もあります。
その為、『ネットのお店で、どちらのお店がお得か?』比較する時は、送料も考慮する必要があります。
単価計算に必要な項目は、以上になります。

日用品の単価計算例
単価の計算式を再度掲載させて頂きます。


ここでの計算例では、『同じ製品で、入っている数量が違う』ものとして計算していきます。
また、2種類の商品の単価を比較しますが、違う店舗の物を比較するものとします。
ボディーソープ
単位は『ml』で表されることが多くなっています。
お徳用として、『1.6倍』・『2倍』・『2.6倍』などの表示がありますが、説明書きを見れば容量『ml』が分かります。
まずは簡単な例として、同じ製品で容量の違う商品を、現金払いする場合の比較をしてみましょう。
項目 | 商品A | 商品B |
④540ml入り | ④430ml入り | |
①税抜き価格 | 698 | 548 |
②割引 | なし | なし |
③ポイント | なし | なし |
⑤送料 | なし | なし |
これは税込み価格を数量で割れば、1mlあたりの単価が出ます。
商品Aの単価=698×1.1÷540=1.42円
商品Bの単価=548×1.1÷430=1.40円
非常にわずかな差ですが、商品Bの方が安くなっています。
洗剤
単位は液体タイプだと『ml』、粉末タイプだと『g』で表されることが多くなっています。
お徳用として、『1.6倍』・『2倍』・『2.6倍』などの表示がありますが、説明書きを見れば容量『ml』が分かります。
今度は割引があるパターンで計算してみましょう。
項目 | 商品C | 商品D |
④1.8倍タイプ・1,220ml | ④2.6倍タイプ1,800ml | |
①税抜き価格 | 298 | 438 |
②割引 | 表示価格の2割引 | 15%引きクーポン |
③ポイント | なし | なし |
⑤送料 | なし | なし |
『容量〇倍』とありますが、数量は『ml』の数字を見ればOKです。
また2割=20%なので、これを計算式に入れてみると、1mlあたりの単価は


この結果から、商品Cの方がお得なことが分かります。
ティッシュ
1箱に入っている数量は、『150組』・『180組』・『200組』が一般的です。
また1商品で5箱入りなど、商品ごとに入っている箱の数が違います。
単価計算の際、組が同じなら『1箱あたり』で計算すれば大丈夫です。
今回は、買い物の際にポイントが付与される例で計算してみましょう。
(商品Eのポイントは2重取り)
項目 | 商品E | 商品F |
④1箱180組・3箱入り | ④1箱180組・5箱入り | |
①税抜き価格 | 157 | 241 |
②割引 | 5%クーポン | 表示価格の1割引き |
③ポイント | 1%+1%(2重ポイント) | 0.5% |
⑤送料 | なし | なし |
1箱に入っているティッシュの数は180組で同じなので、1箱あたりの単価を出せば大丈夫です。


この結果から、商品Fの方がお得なことが分かります。
トイレットペーパー
1つの商品に入っている個数は『12ロール』・『18ロール』・『24ロール』などがあります。
単価計算の際、1ロールのm数が同じなら『1ロールあたり』で計算すれば良いです。
ただし、m数が違うなら『mあたり』で計算する必要があります。
また今回はネット注文の為、税込み価格で送料が掛かる前提で計算してみましょう。
項目 | 商品G | 商品H |
④1ロール25m・12ロール入り | ④1ロール27.5m・18ロール入り | |
①税込価格 | 327 | 383 |
②割引 | なし | 5%クーポン |
③ポイント | 1% | 1.5% |
⑤送料 | 無料 | 300 |
今回は1ロールあたりのm数が違うので、『1mあたり』で計算します。


この結果から、商品Gの方がお得ということが分かります。
以上、計算例でした。
更に費用を抑える方法
日用品の費用を抑えるには、主に以下の方法があります。
【買い方の工夫】
・お得な日を狙う
・クーポンを使う
【日用品側の工夫】
・使う量を減らす
・お得な商品を選ぶ
・タダでもらう(街頭配布や懸賞)
この工夫にプラスして、『ポイントサイトで貯めたポイントを支払いで使う』という選択肢があります。

ポイントサイトでポイントを貯める
いくら買い方や使い方の工夫をしたとしても、しょせんは限りがあります。
しかしポイントサイトで貯めたポイントを買い物に使えば、一気に買い物を安くすることが可能です。
・ポイントサイトとは?
ポイントサイトとは、様々な広告が集まった総合サイトのことです。
入会・利用については無料となっています。
【例:ポイントサイトのハピタス】

ポイントサイトに掲載された広告を経由して、ネットで買い物やサービスの申込みをするだけで、ポイントを獲得することが出来ます。
⇒ ポイントサイトとは?、スマホで出来る副業・小遣い稼ぎの方法
ポイントサイトでポイントを貯める方法は、主に以下のような方法があります。
分類 | 内容 |
買い物 | サイト経由で買い物⇒購入金額の何%かのポイント獲得 |
申込み | サイト経由でクレジットカード・通信・旅行など申込みでポイント獲得 |
モニター | 商品購入・店舗利用などを行い使い勝手回答 |
アンケート | 質問に回答 |
ゲーム | 一定レベル・クリアでポイント獲得 |
クリック | 広告閲覧 |
くじ | 当たるとポイント獲得 |
友達紹介 | 自分の紹介で入会するとポイント獲得 |
それでは例として、ポイントサイトの代表的な使い方の『買い物』について見てみましょう。
・ポイントサイトの使い方
ここではポイントサイトの『ハピタス』を経由して、『楽天市場』で買い物してポイントを貯める例を見てみましょう。
【楽天市場の広告を探す】
検索窓で『楽天市場』と入力してクリック。

【楽天市場の広告を使う】
『ポイントを貯める』をクリック。(購入金額の1%のポイントが貰える)

【楽天市場で買い物をする】
楽天市場のサイトに飛ぶので、ここで通常通り買い物をする。

【ハピタスでポイントが貯まる】
一定期間経過後、ポイントが貯まる。

【ポイントを交換する】
日用品を買うお店やインターネット通販で使える、他の流通ポイントに交換する。

これで完了です。
⇒ ポイントサイトのメリットとデメリット、入会前に知っておきたいリスクと対策
⇒ ポイントサイトの安全性を検証、個人情報流出の危険性・セキュリティは大丈夫?
おすすめポイントサイト
ポイントサイトは世の中に何十種類とあって、最初はどれを使えば良いのか迷ってしまいます。
そこで、以下の項目を満たすポイントサイトを2つ紹介させて頂きます。
- 広告を使った時に貰えるポイント数が多い
- 大手サイトで安心出来る
- 会員ランクが上がるとポイント還元率がアップする
・ハピタス

・毎月8・9・10日がお得
⇒ショッピングの対象案件は全て8%以上の高還元
・アウトレット品が最大70%オフ
・会員ランクUPでポイント交換率が最大5%増加
・ポイントは最終ログインから1年間
・買い物 保証制度がある
⇒広告使ったのにポイント付かないトラブル時も安心
なおハピタスでは現在、紹介経由で新規入会して、条件達成で1,000ポイント貰えるのでお得です。
⇒ ハピタス友達紹介キャンペーン、1000ポイント獲得の方法解説
以下のバナーからハピタスに登録すると、紹介経由となり1,000ポイント獲得可能です。
②ポイントタウン

・毎月1日はポイント20%増量
⇒ 超タウン祭で買い物の広告ポイントが増量
・会員ランクアップで最大15%増量
⇒最高ランクに昇格するとショッピング、モニターなどでポイント増量
・楽天銀行への振込みで3%増加
⇒100円ずつの振込みで、都度3円のお得
・買い物保証制度で安心
⇒広告使ったのにポイント付かないトラブル時も安心
なおポイントサイトの使い方の応用については、以下の記事を参考にして下さい。
⇒ ポイントサイト複数登録のメリットは?、キャンペーンを使い分けて稼ぐコツ
⇒ ポイントサイトの活用術、複数登録して一番ポイントを稼ぐ方法
まとめ
日用品は、製品は同じでも入っている数量に違いがあり、一見するとどの商品がお買い得なのか分かりません。
更にお店ごとに、使えるポイントやクーポンも違い、ますますどれがお買い得なのか分かりにくくなってます。
そんな時は、商品価格を数量で割って『単価』を出すことで、どれを買うのが一番得なのか判断することが出来ます。
単価の計算の仕方は以下のようになります。


また日用品の費用を抑える方法として、『ポイントサイトで貯めたポイントを支払い時に使う』という方法があります。
ポイントサイトは無料でポイントを貯められますが、おすすめのポイントサイトは以下になります。
なお日用品を安く買う方法としては『ウエル活』が有名ですので、以下の記事を参考にして下さい。
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