『1ヶ月分の日用品をウエル活でゲットしました!』。
ネットやSNSでポイ活のことを調べていると、このような見出しを見掛けることがあります。
『自分も大量のポイントで大量の日用品をゲットしたい』、そんな思いでウエル活を始めた方も多いでしょう。
しかしいざ20日にウエルシアに行ってみても、買うか買わないか計算で迷うことがあるかもしれません。
例を挙げると、同じ商品でウエル活と他店の表示価格を比較した場合、以下のどちらがお得かすぐに分かるでしょうか?
- ウエルシア:1100円
- 他店:850円 15%引クーポン有
こんな疑問に対し、日用品や毎日飲むお酒をウエル活で全部まかなっている筆者が、計算のコツを伝授したいと思います。
この記事を読むことにより、ウエル活で真にお買い得な商品を選び取れるようになるでしょう。
- 家計管理を任されている夫
- 年間50万ポイント以上獲得
- ポイ活歴は10年以上
- マイナビに掲載実績あり
ウエル活計算の基礎(初級)
ウエルシアでは様々なキャンペーンを行っていますが、1番得なのが20日のウエルシアデーとなっています。
この章では、ウエル活をするにあたっての基礎の計算について見ていきたいと思います。
ポイントは通常の1.5倍
ウエルシアでは、20日にTポイントの価値が1.5倍になります。
例えば1000ポイント保有していたとすると、価値は1000×1.5=1500ポイント。
この1.5倍する計算方法は、予算つまり『商品の合計が、保有ポイント内に収まるか?』の確認時に使われます。
例えば税抜表示で、300円・400円・600円の商品購入が、保有1000ポイントで足りるかどうかの計算としては、
【商品価格】
(300+400+600)×1.1=1430円
【Tポイント価値】
1000×1.5=1500円
1430 < 1500なので、『保有Tポイント内に収まる』。
こういった簡易計算を、レジに並ぶ前に確認すると良いでしょう。
ちなみにガッチャモールで引き当てたクーポンは、ポイントバック制となっています。
支払いの時に、価格から値引かれるのではなく、後からポイントが付与される仕組みなので注意しましょう。
20日のポイント1.5倍は33%引き
先程はTポイントを基準にした計算方法でしたが、今回は『商品価格』を基準にした計算方法になります。
20日にTポイントの価値が1.5倍になるということは、逆に言えば商品の価格を1.5で割ることと同等です。
例えば税込1000円の商品であれば、ウエルシアデーの実質価格は、1000÷1.5=667円、約33%引きということになります。
実を言うとウエルシアは、商品価格は他のドラッグストアよりも全体的に高目です。
地域にもよりますが、主要な4つのドラッグストアの商品価値を、安価な順に並べると以下のようになります。
- サンドラッグ
- マツモトキヨシ
- スギ薬局
- ウエルシア
ウエルシアデーで33%引きは大変お得なのですが、元々の価格が高目です。
そのため『値引き後の価格が他店より安いか』をしっかり見定める必要があります。
ウエル活の計算例(中級)
先述しました、『保有Tポイントでいくら分買い物が出来るか』については、Tポイントを1.5倍するだけなので単純です。
しかしウエルシアの商品価格は基本的に高めの為、『他店も含めて本当に安いのか?』比較する場合、どうすれば良いのでしょうか?
答えは、商品価格を1.5で割って、値引き後の価格を計算する方法になります。
この章では、安価なドラッグストアのサンドラッグとウエル活で、『どちらで買い物した方が有効か?』判断する方法について見ていきたいと思います。
1品15%引きとの比較
サンドラッグは商品価格が低めですが、更にお得度を増加させているのが、『1品15%引きクーポン』が取得しやすいことです。
クーポンは買い物の後にも貰えますが、アプリやJAF特典など、様々な方法で取得することが出来ます。
それでは冒頭にも出た以下のパターンについて、全く同じ商品という想定で、どちらのお店がお得なのか見てみましょう。
- ウエルシア:1100円
- サンドラッグ:850円 15%引クーポンあり
【ウエルシア】
値引き後の価格を算出するには、『表示価格÷1.5』になりますので、1100÷1.5=733円となります。
【サンドラッグ】
15%引きということは、『100%-15%=85%』ということで、表示価格の85%になります。
値引き後の価格は、850円×0.85=723円
ウエル活は、33%引きが良いのでなく、他店も含めて『1番安く買い物が出来る可能性がある』ことにあります。
引っ掛け問題のようでしたが、値引き後の価格を比較して、より安い条件で買い物をするようにしましょう。
200円引きとの比較
もう1つ計算例を見てみましょう。
JAFの会員特典として、以下のようなサンドラッグ用のクーポンを獲得する場合があります。
税込み2000円以上のお買い上げで、200円OFF
ここで注意すべきは、10%OFFでなく200円OFFというところ。
2000円ピッタリで買い物をすれば、10%OFFということになりますが、例えば3000円買い物しても200円OFFのままです。
つまり2000円ピッタリで買い物するのが、1番還元率が高くてお得ということになります。
それでは計算例を見てみましょう。
全く同じ商品が3つあり、ここでは税抜き価格とします。
- ウエルシア:600円、700円、1100円
- サンドラッグ:450円、550円、950円(クーポンあり)
【ウエルシア】
(600+700+1100)×1.1÷1.5=1760円
【サンドラッグ】
(450+550+950)×1.1-200=1945円
今度はウエル活に軍配が上がりました。
ウエル活の計算例(応用)
先程は、『全く同じ商品を比較』という前提の元での計算でした。
しかしウエル活で購入のメインとなるであろう日用品には、『お徳用サイズ』が存在します。
一般的にお徳用など、内容量が多い方が『お得』であることは明確です。
しかし他店との価格比較の場合、内容量・価格に違いがあると、『どちらのお店がお得か?』計算が複雑になってきます。
単価の計算方法
日用品では、同じ内容物でも1.6倍・2倍・2.6倍など容量は色々あります。
こんな時どちらがお得かどうか判断するには、価格を内容量で割って『単価を算出』することです。
主要な日用品における、単価算出時の単位は以下のようになっています。
品目 | 単価算出時の単位 |
洗剤 | ml または gあたり |
ボディソープ | mlあたり |
ティッシュ | 箱 または 枚あたり |
トイレットペーパー | ロール または mあたり |
例として、内容物は同じで容量・価格が違う以下の洗剤で、どちらがお得か見てみましょう。
- 商品A:容量1.8倍1220ml 、価格312円
- 商品B:容量2.6倍1800ml 、価格438円
【商品A】
単価=312÷1220=0.256円/ml
【商品B】
単価=438÷1800=0.243円/ml
1品15%引きとの比較
それでは例として、ウエル活とサンドラッグの1品物のボディーソープとの比較をしてみましょう。
- ウエルシア:430ml入、税込548円
- サンドラッグ:540ml入、税込648円(クーポンあり)
【ウエルシア】
単価=548÷1.5÷430=0.850円/ml
【サンドラッグ】
単価=648×0.85÷540=1.02円/ml
200円引きとの比較
ここでは複数の商品を買う場合、ティッシュについて、どちらがお得か計算する方法について見ていきましょう。
例を簡単にする為に、サンドラッグの割引は10%OFFとしておきます。
- ウエルシア:1箱180組・5箱入り・税抜き350円
- サンドラッグ:1箱200組・3箱入り・税込抜き157円
【ウエルシア】
単価=350×1.1÷1.5÷(180×5)=0.285円/組
【サンドラッグ】
単価=157×1.1×0.9÷(200×3)=0.259円/組
一見複雑に思える状況でも、単価を計算すれば、どちらがお買い得か判断することが可能です。
なおウエル活に関する情報については、以下の記事を参考にして下さい。
まとめ
ウエルシアは20日にTポイントの価値が1.5倍になる、大変お得な日となっています。
ただしウエル活が初めての方にとっては、どのように買い物をするのがお得なのか、戸惑ってしまうかもしれません。
しかし以下のような基本的な計算方法を身に付ければ、誰でもお得に買い物をすることが可能です。
保有Tポイントで幾ら分の買い物が出来るか?
⇒ 保有Tポイント×1.5
他店の商品との価格比較
⇒ 商品価格÷1.5
なお他店との価格比較で内容量が違う場合は、mlや枚数あたりの単価を算出すれば、どちらで買うのがお得か判断することが可能です。
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