この記事を読むことで、こんな悩みを解決することが出来ます。
ポイ活を本格的にやる人にとって長く利用されてきた、エポスゴールドカードでのSuicaとMIXI M利用。
選べるポイントアップショップに登録されており、上手く支払いすることでトータルで2.5%還元が可能でした。
しかし2023年8月31日をもって、モバイルSuicaとMIXI Mは、ポイントアップショップから対象外となってしまいました。
9月1日以降もSuicaとMIXI Mにチャージは出来ますが、還元率は0.5%にダウンの為、改悪としか言いようがありません。
そこでこの記事では、以下について解説しています。
- 改悪でどれ位の損失になるのか?
- Suica・MIXI Mの代わりの支払い方法
- 家計管理を任されている夫
- 年間50万ポイント以上獲得
- ポイ活歴は10年以上
- マイナビに掲載実績あり
エポスゴールド条件おさらい
SuicaとMIXI Mの話題に入る前に、エポスゴールドカードの条件について、軽く確認しておきましょう。
ポイントアップで還元率1.5%
エポスカードのランクが、ゴールドとプラチナの場合、選べるポイントアップショップを登録することが出来ます。
エポスカードはゴールドでもプラチナでも、基本還元率は0.5%しかありません。
しかし選べるポイントアップショップで支払いをすると、ポイント還元率が0.5%⇒1.5%の3倍に増量されます。
年間利用特典で最大1万ポイント
エポスカードのゴールドとプラチナのメリットは、選べるポイントアップショップだけではありません。
ゴールドとプラチナでは、年間利用額に応じてボーナスで特典ポイントが貰えます。
年間利用金額 | 特典ポイント | 特典還元率 |
50万円 | 2500ポイント | 0.5% |
100万円 | 1万ポイント | 1% |
トータルで還元率2.5%
先述した選べるポイントアップショップ3店舗のみで、年間100万円の支払いをしたとすると、トータル還元率は2.5%になります。
種別 | 還元率 |
選べるポイントアップ | 1.5% |
年間利用特典 | 1.0% |
合計 | 2.5% |
モバイルSuica対象外の影響
先述したように、エポスゴールドカードのボーナス特典は、年間支払い金額が50万円か100万円かによって変わってきます。
そこでエポスゴールドでSuicaを利用して、年間50万円と100万円の支払いした時の獲得ポイントの影響について見ていきましょう。
年間50万円支払いの場合
・改悪前
支払いの例は無数に考えられますが、今回は選べるポイントアップショップ3店舗で、年間50万円支払う例としてみました。
モバイルSuicaを10万円分利用したとすると、獲得出来るポイントは以下のようになります。
ポイントアップ | 年間支払い額 | 還元率 | 獲得ポイント |
店舗1 | 20万円 | 1.50% | 3000 |
店舗2 | 20万円 | 1.50% | 3000 |
Suica | 10万円 | 1.50% | 1500 |
合計 | 50万円 | - | 7500 |
また年間50万円達成ということで、特典ボーナスで2500ポイント貰える為、トータルのポイントは以下のようになります。
- トータルポイント=7500+2500=1万ポイント
- トータル還元率=1万ポイント÷50万円=2.0%
⇒ 【最強?】エポスカード選べるポイントアップショップSuica選択
・改悪後
Suicaがポイントアップの対象外になっても、同じようにSuicaを利用し年間50万円の場合、獲得ポイントは以下のようになります。
ポイントアップ | 年間支払い額 | 還元率 | 獲得ポイント |
店舗1 | 20万円 | 1.5% | 3000 |
店舗2 | 20万円 | 1.5% | 3000 |
Suica(対象外) | 10万円 | 0.5% | 500 |
合計 | 50万円 | - | 6500 |
年間50万円は達成しているので、トータルでのポイントは以下のようになります。
- トータルポイント=6500+2500=9000ポイント
- トータル還元率=9000ポイント÷50万円=1.8%
年間100万円支払いの場合
・改悪前
次は改悪前にSuicaを絡めて、年間100万円を達成した例を見てみましょう。
ポイントアップ店舗の金額はそのままで、Suicaの利用金額を60万円として計算してみました。(月5万円で年間60万円)
ポイントアップ | 年間支払い額 | 還元率 | 獲得ポイント |
店舗1 | 20万円 | 1.5% | 3000 |
店舗2 | 20万円 | 1.5% | 3000 |
Suica | 60万円 | 1.5% | 9000 |
合計 | 100万円 | - | 15,000 |
年間100万円達成で1万ポイントの特典が貰えるので、トータルのポイントは以下のようになります。
- トータルポイント=15,000+1万=25,000ポイント
- トータル還元率=25,000ポイント÷100万円=2.5%
・改悪後
Suicaがポイントアップの対象外の後も、年間60万支払いして100万円達成した場合、貰えるポイントは以下のようになります。
ポイントアップ | 年間支払い額 | 還元率 | 獲得ポイント |
店舗1 | 20万円 | 1.5% | 3000 |
店舗2 | 20万円 | 1.5% | 3000 |
Suica(対象外) | 60万円 | 0.5% | 3000 |
合計 | 100万円 | - | 9000 |
年間100万円は達成してるので、トータルのポイントは以下のようになります。
- トータルポイント=9000+1万=19,000ポイント
- トータル還元率=19,000ポイント÷100万円=1.9%
Suica対象外の影響は実は小さい
モバイルSuicaが選べるポイントアップショップから外されましたが、実を言うと影響は大したことはありません。
なぜなら、エポスゴールド⇒モバイルSuicaにチャージして還元率をアップさせる方法は、実は中級クラスの利用方法だったからです。
上級者だと、MIXI Mにチャージしてポイントの多重取りをし、最後にSuicaで支払うという方法が主流でした。
MIXI M対象外の影響
モバイルSuicaよりも、ずっとポイントを稼げていたMIXI M。ポイントアップショップ対象外の影響がどれ位なのか見てみましょう。
年間50万円支払いの場合
・改悪前
モバイルSuicaは他の電子マネーにチャージ出来ませんが、MIXI Mはチャージが可能でした。
MIXI M⇒FamiPayルートが1番稼げましたが、非常に短命だった為、ANA Payルートの例を挙げると以下の組合せが可能でした。
種類 | 還元率 |
エポスゴールド | 1.5% |
MIXI M | 0% |
ANA Pay | 0.5% |
Toyota Wallet | 1.0% |
Suica | 0% |
合計 | 3.0% |
※Suicaで支払わずToyota Walletで支払いも可能
MIXIMは先の多重取りのルートとして、年間50万円支払いすると、獲得ポイントは以下のようになります。
ポイントアップ | 年間支払い額 | 還元率 | 獲得ポイント |
店舗1 | 20万円 | 1.50% | 3000 |
店舗2 | 20万円 | 1.50% | 3000 |
MIXI M | 10万円 | 3.0% | 3000 |
合計 | 50万円 | - | 9000 |
これに年間ボーナス2500ポイントが付くので、トータルでは以下のようになります。
- トータルポイント=9000+2500=11,500ポイント
- トータル還元率=11,500ポイント÷50万円=2.3%
・改悪後
MIXI Mはポイントアップショップの対象外になる直前、FamiPayとANA Payへのチャージを封鎖しています。
⇒ ポイ活界激震!、Suica・MIXI M対象外のお知らせ
そのため多重取りが不可になり、エポスゴールド⇒MIXI Mにチャージしたら、そのまま支払うしかなくなってしまいました。
ポイントアップ | 年間支払い額 | 還元率 | 獲得ポイント |
店舗1 | 20万円 | 1.50% | 3000 |
店舗2 | 20万円 | 1.50% | 3000 |
MIXI M(対象外) | 10万円 | 0.5% | 500 |
合計 | 50万円 | - | 6500 |
年間50万円達成のボーナスを足しても、トータルのポイントは以下にしかなりません。
- トータルポイント=6500+2500=9000ポイント
- トータル還元率=9000ポイント÷50万円=1.8%
年間100万円支払いの場合
・改悪前
今までは、以下のようにMIXI Mにチャージしながら、年間100万円を達成してた方が多かったことでしょう。
ポイントアップ | 年間支払い額 | 還元率 | 獲得ポイント |
店舗1 | 20万円 | 1.50% | 3000 |
店舗2 | 20万円 | 1.50% | 3000 |
MIXI M | 60万円 | 3.0% | 18,0000 |
合計 | 50万円 | - | 24,000 |
年間100万円達成の1万ポイントを加えると、上表の例だと還元率はトータルで3.4%にもなっていました。
- トータルポイント=24,000+1万=34,000ポイント
- トータル還元率=34,000ポイント÷100万円=3.4%
・改悪後
ポイントアップショップから対象外になり、多重取りも出来なくなったMIXI M。
前項と同じ条件で、エポスゴールド⇒MIXI Mにチャージした場合、獲得出来るポイントは以下のようになります。
ポイントアップ | 年間支払い額 | 還元率 | 獲得ポイント |
店舗1 | 20万円 | 1.50% | 3000 |
店舗2 | 20万円 | 1.50% | 3000 |
MIXI M(対象外) | 60万円 | 0.5% | 3000 |
合計 | 100万円 | - | 9000 |
年間ボーナスを加えても、トータルポイントは以下のようにしか稼ぐことが出来ません。
- トータルポイント=9000+1万=19,000ポイント
- トータル還元率=19,000ポイント÷100万円=1.9%
今後MIXI Mは使う意味なし
今までエポスゴールド⇒MIXI Mへのチャージから、ポイント多重取りで還元率を高めるのがポイ活の王道でした。
しかしMIXI Mがポイントアップショップから対象外になり、0.5%⇒1.5%の3倍増量は無くなってしまいました。
またMIXI Mは以下の特徴があることから、もはや『MIXI Mを使う意味は無くなった』と言って良いでしょう。
- MIXI Mで支払いしてもポイントは付かない
- 街の買い物で使える場面が少ない(QuickPay)
エポスゴールド代わりの支払い方
今まで還元率アップのお手本とも言えた、エポスゴールドカードからのポイントの多重取り。
Suica・MIXI Mがポイントアップショップから対象外になった今、おすすめのポイント多重取りは以下のようになります。
Tカードprime
Tカードprimeは年会費は無料で、通常時に1%の還元率でTポイントが貯まるクレジットカードです。
貯まるポイントがTポイントというのがミソで、20日にウエルシアでTポイントを利用すると、価値が1.5倍になります。(ウエル活)
またTカードprimeは、日曜日に利用するだけで、還元率が1.5倍になるという特徴を持っています。
その為、日曜日に利用して貯めたTポイントを、20日にウエルシアで利用すると、トータル還元率を2.25%にすることが可能です。
TカードprimeからANA Payにチャージ可能な為、以下のようなポイント多重取りが可能です。
種類 | 還元率 |
Tカードprime | 2.25% |
ANA Pay | 0.5% |
Toyota Wallet | 1% |
Suica | 0% |
合計 | 3.75% |
またSuicaの代わりに、Apple PayのWAONにチャージして、更に還元率をアップさせることも可能です。
種類 | 還元率 |
Tカードprime | 2.25% |
ANA Pay | 0.5% |
Toyota Wallet | 1% |
WAON | 1% |
楽天ギフト購入(※) | 0% |
楽天Pay | 1% |
合計 | 5.75% |
※ミニストップで購入
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三井住友カード ゴールド(NL)
エポスゴールドカードと特徴が似ていて、何かと比較される三井住友カード ゴールド(NL)。
年間100円の利用で年間費が無料になり、還元率1.5%あるので、ポイントの多重取りには持ってこいのカードです。
三井住友カード ゴールド(NL)からau PAYにチャージが可能で、月に5万円までポイントが付き、以下のような多重取りが可能です。
種類 | 還元率 |
三井住友カード ゴールド(NL) | 1.5% |
au PAY | 0.5% |
ANA Pay | 0.5% |
Toyota Wallet | 1% |
Suica | 0% |
合計 | 3.5% |
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リクルートカード
リクルートカードは年会費が無料で、通常の還元率が1.2%あるクレジットカードになります。
リクルートカードからKyashに対し、チャージで月3万円までポイントが付く為、以下のような多重取りが可能です。
種類 | 還元率 |
リクルートカード | 1.2% |
Kyash | 0.2% |
ANA Pay | 0.5% |
Toyota Wallet | 1% |
Suica | 0% |
合計 | 2.9% |
リクルートカードの国際ブランドですが、JCB・Visa・MasterCardの3種類があります。
どのブランドでも基本的なスペックは変わりませんが、以下のメリットがあるのでJCBがオススメです。
- タッチ決済対応
- ETC発行手数料 無料
- JCB独自のキャンペーンが多い(※)
※キャンペーン例
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まとめ
エポスのポイントアップショップは、登録すると還元率が0.5%⇒1.5%に増量されるお得な店舗です。
従来はエポスゴールドから、モバイルSuicaやMIXI Mにチャージして還元率を上げるのがポイ活の王道でした。
しかし2023年9月より、SuicaとMIXI Mはポイントアップショップの対象外になっています。
特にMIXI Mの影響が酷く、もはやMIXI Mは『使いようが無くなった』といっても過言ではないでしょう。
エポスゴールドの改悪後、代わりの高還元率の多重取りは、以下のクレジットカードで可能です。
- Tカードprime
- 三井住友カード ゴールド(NL)
- リクルートカード
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